センサー機器の調査
1.センサーの種類
センサーにも種類があり、なかには日常的に聞く言葉もあります。そんなセンサー機器を紹介します。
①GPS
いまではほとんどのひとが聞いたことがあるであろうGPSもセンサーの一つです。GPSは、グローバル・ポジショニング・システムの略で、複数の衛星(最低3つ)からの距離に基づき現在位置を割り出します。自分や相手の位置を知ることで、さまざまなサービスに役立てられます。
②光センサー
光センサは、光の断続や強さを探知して電気信号に変換します。可視光を検知するセンサはすでに生活やビジネスのさまざまな場面で活用されています。赤外線や紫外線など、目に見えない光を検知する高度なセンサの活用も今後一層進んでいくと見られています。
傾きや角度、角速度を検知し、もともとは船や飛行機、ロケットなどの姿勢制御に用いられていました。その後応用範囲が広がり、家電などでも使用されるようになっています。
2.身近で使われているセンサー機器
先ほど書いたセンサーは日常的に見るもので、このセンサーをもとに紹介したいと思います。
GPSはスマホやカーナビに使われていて、複数の衛星によって現在位置を割り出し、さまざまなサービスが可能になります。
光センサーは自動ドアや、手をかざして水が流れる蛇口や、夕方暗くなると自動的に点灯する街灯、ATM、自動販売機、駅の自動改札機などでも活用されています。
ジャイロセンサーは、デジカメなどの「手振れ補正」機能は、このセンサが揺れを検知することで可能になります。カーナビで車の移動状況を把握するためにも使用されます。人工衛星の姿勢検知にも役立てられています。
3.マイコンボードで使えるセンサーの種類
・アナログ
シンプルな圧力センサや明るさセンサでよくみられます。
・デジタル
HIGH or LOWの2つの状態を持つセンサで、スイッチや人感センサなどで見られます。
・I2C、SPIなど
特定の規格で通信できるセンサーで、規格によっては複数のセンサーを少ない制御線で制御出来たり、アナログのセンサーに比べて明確な数値で値を入力出来たりなどのメリットがあります。